2011年11月08日

思考停止する人間の脳 知的ショートカット


□ 思考停止する人間の脳、「バットとボールはセットで1ドル10セントします。バットはボールより1ドル高い。ボールはいくらですか」

興味深いことに、高等教育を受けていても事態はあまり変わらない。
ハーバードやプリンストン、マサチューセッツ工科大学の学生たちも、50%以上が間違った答えを出してくるという。

カーネマン教授のこのシンプルな諸実験は、われわれの思考についての考え方に深い影響を与えてきた。
人間は自分が思うほど合理的な存在ではないのだ。

人間は、不確かな状況に直面したとき、情報を丹念に評価したり、関連のある統計データを調べたりしない。
代わりに、「知的ショートカット」(mental short cuts)に判断をゆだねる。
そのせいで、しばしば馬鹿げた判断を下すことになる。

このショートカットは、検討を速く行うというわけではなく、検討をまったくやめてしまう、いわば思考停止状態を作り上げるというものだ。
ただしこれは、人間の愚かさの症状ではなく、それらは人間性の本質的な要素であり長い進化を遂げてきた脳が持つ、避けがたい副作用といえる。

意思決定においてわれわれが間違いをおかすことにつながるバイアスのひとつ、「自信過剰バイアス」(overconfidence bias:現実以上に自分が周囲の情報を十分把握していると考え、また自分のスキルに現実以上に自信を持つ傾向)を例にとってみよう。
このバイアスの最たる実例は、投資の世界だ。
ファンドマネージャーの多くは、株式ポートフォリオの管理によって高額な報酬を受け取っているが、そのじつ、彼らは「継続的に成果を上げる」という基本的な職務さえ果たせていないのが常だ。

カーネマン教授が指摘するように、大多数のファンドにおけるパフォーマンスの年次間相関はわずかにゼロを上回る程度であり、この数字は、最も成功しているマネージャーでさえ、頼りは自分の能力ではなく運であることを示唆している。
これはさほど驚くことではない。
株式市場は「行き当たりばったり」の見本だ。

あまりにシステムが複雑すぎて、先のことなど予測できない。
それでも、プロの投資家たちは常に、他人には見えないものが自分には見えると信じている。
その結果、株の売買をしすぎて逆に損を出してしまう。








xとyの方程式使うと解けるのですが、暗算でミスしやすいというワナです
中学生レベルの問題なのかな?

裁量を勘で売買するのはハイリスクという、研究結果になっていますね。
専業トレーダーで生き残っている方も、機械的に売買する方が多いですし。



posted by まいすたー at 04:26| 開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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